初心者でも安心!FileZillaでさくらサーバーにファイルをアップロードする簡単な手順

FTP

1. FileZillaをインストールしよう

FileZillaとは?簡単に理解しよう

 FileZillaは、世界中で利用されている無料のFTPクライアントソフトウェアです。主に、サーバーとローカルコンピュータの間でファイルを転送するために使われます。さくらサーバーでのサイト運営においても、FileZillaを使用することで簡単にファイルをアップロードすることができます。また、SFTP対応や日本語対応といった利点があり、初心者にも使いやすいのが特徴です。

公式サイトからのダウンロード手順

 FileZillaのダウンロードは、公式サイトを利用すると安全です。以下の手順に従うことで、簡単にインストール用のファイルを取得できます。

 1. FileZillaの公式サイト(https://filezilla-project.org/)にアクセスします。

 2. 「Download FileZilla Client」を選択します。ここで、使用中のOS(Windows、Mac、Linuxなど)を選ぶと適切なバージョンが表示されます。

 3. 「Download」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードします。

 4. ダウンロードが完了したら、インストーラーを実行する準備が整います。

インストール時の推奨設定

 FileZillaのインストール時には、デフォルト設定を使用するのがおすすめです。以下の手順で正しく設定しておきましょう。

 1. インストーラーを起動したら、最初の画面で「次へ」をクリックします。

 2. 「ライセンス契約」の内容を確認し、「同意」を選択してください。

 3. インストールオプションの画面が表示された際は、「全ユーザー向けにインストール」または「現在のユーザーのみ」を選択できます。通常はデフォルトを選択します。

 4. 追加コンポーネントの選択画面では、通常の用途の場合、特に変更せず進めるのがおすすめです。

 5. 最終的にインストール先フォルダを指定し、「インストール」をクリックします。

インストール後の初期確認ポイント

 FileZillaのインストールが完了したら、以下のポイントを確認しておきましょう。

 1. ソフトウェアが正しく起動するか確認します。FileZillaを開き、エラーや警告が出ないことを確認してください。

 2. 日本語表示になっていることを確認します。もし英文のインターフェースの場合は、メニューの「Edit(エディット)」→「Settings(設定)」へ進み、「Language(言語)」から「Japanese(日本語)」を選択できます。

 3. バージョン情報を確認して、最新安定版であることを確かめます。これにより、さくらサーバーとの互換性も向上します。

 これでFileZillaの準備は完了です。次に、さくらサーバー用に接続情報を設定する準備に進みましょう。

2. さくらサーバーの接続情報を準備しよう

さくらサーバーの管理画面にログイン

 FileZillaを使ってさくらサーバーに接続するためには、まずさくらサーバーの管理画面にログインする必要があります。「さくらのレンタルサーバ コントロールパネル」にアクセスし、契約時に登録したメールアドレスとパスワードを入力してください。ログインに成功したら、サーバーに関連する設定項目が表示されます。

 管理画面は、さくらのレンタルサーバで提供されているすべてのプラン(ライト、スタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプロ、マネージド)でアクセス可能です。また、ログイン後の画面には、ご自身の契約プランに応じた接続情報や必要な設定がまとめられていますので、ここで必要な情報を確認してください。

FTP接続に必要な情報を確認

 ログインできたら、FTP接続に必要な情報を取得します。「契約ドメイン」や「FTPサーバー情報」の項目を探し、以下の情報を確認してください:

  • ホスト名:例「example.sakura.ne.jp」
  • ユーザー名:例「example」
  • パスワード:FTPアカウントの設定時に指定したもの(通常「登録完了のお知らせ」メールで確認可能)  これらの項目はFileZillaに入力する必要があり、正確な情報でないと接続に失敗する可能性があるため、誤りがないか慎重に確認しましょう。また、暗号化方式についても事前に確認しておき、「明示的なFTP over TLS」を選択するのが推奨される場合があります。

エラーを防ぐ!注意すべきポイント

 FTP接続の際にエラーを防ぐためには、いくつかの注意ポイントを把握することが大切です。まず、ホスト名やユーザー名を正確に入力することを心がけましょう。これらは管理画面上に表示されている内容をそのまま使用する必要があります。一部のプランでは独自ドメインを設定している場合もありますので、適切なドメイン情報を選択してください。

 さらに、パスワードは「FTPアカウント用パスワード」を使用する点にも注意してください。サーバーのログインパスワードと混同しないよう、「仮登録完了のお知らせ」または「登録完了のお知らせ」メールを改めて確認し、正しい情報をコピーするのが確実です。また、接続時点でインターネットの接続状態も安定していることを確認しましょう。

 これらの準備を正確に行うことで、FileZillaを用いたさくらサーバーへの接続がスムーズに行えます。初めての設定では少し手間取る場合もありますが、一度設定が完了すれば後の操作が簡単になりますので、この時点での丁寧な準備をおすすめします。

3. FileZillaでさくらサーバーに接続する方法

サイトマネージャーで新規接続を作成

 FileZillaを使用してさくらサーバーに接続する最初のステップは、「サイトマネージャー」で新規接続を作成することです。FileZillaを起動したら、画面上部のメニューから「ファイル」→「サイトマネージャー」を選択してください。次に「新しいサイト」ボタンをクリックし、新規接続用の設定画面を開きます。このとき、任意の接続名を設定しておくと、後でわかりやすくなります。

接続情報を正しく入力するコツ

 さくらサーバーに接続するには、FTP接続情報を正確に入力することが重要です。入力画面で次の情報を記入してください:

  • ホスト:さくらサーバーの初期ドメイン(例:example.sakura.ne.jp)を入力
  • ポート:デフォルトで空欄のままでOK
  • プロトコル:「FTP – ファイル転送プロトコル」を選択
  • 暗号化:「平文のFTPのみを使用」を選択
  • ログオンの種類:「通常」を選択
  • ユーザー:FTPアカウント(例:example)を入力
  • パスワード:FTPパスワードを入力  これらの情報は、さくらサーバーの「登録完了のお知らせ」メールに記載されていますので、そちらを確認しながら進めてください。

接続テストを行って正しく接続できるか確認

 設定情報を入力したら、「接続」ボタンをクリックして接続テストを行います。正常に接続できた場合、右側のリモートサイトエリアにサーバー上のフォルダ構成が表示されます。もし接続エラーが生じた場合は、入力したホスト名、ユーザー名、パスワードが正しいか、また暗号化やプロトコルが適切であるかを再確認しましょう。また、接続できない場合にはFileZillaのログを確認すると、エラーの原因を特定しやすくなります。

クイック接続との違いは?

 FileZillaには、サイトマネージャー以外にも「クイック接続」という機能があります。サイトマネージャーは接続情報を保存し、次回から簡単に再接続できるのがメリットですが、クイック接続では接続情報が保存されないため、都度情報を手動で入力する必要があります。さくらサーバーの利用が継続的であれば、サイトマネージャーを使用して接続設定を保存することをおすすめします。

4. ファイルをアップロードする具体的な手順

アップロード対象のファイル準備

 さくらサーバーにファイルをアップロードする際には、事前にファイルの準備をしておくことが重要です。例えば、HTMLファイルやCSSファイル、画像データなど、サーバーへ配置したいファイルを整理し、必要な分だけ専用のフォルダにまとめておくと手順がスムーズになります。また、ファイル名には日本語やスペースを避け、半角英数字で記載することをおすすめします。これにより、アップロード後の動作トラブルを防ぐことができます。

ローカルとリモートのディレクトリ構成を確認

 ファイルを正確にアップロードするためには、FileZillaでローカルとリモート(さくらサーバー上)のディレクトリ構成を把握することが重要です。FileZillaの左側の画面にローカル(自分のPC内)のフォルダ構成が表示され、右側にはリモート(さくらサーバー上)のディレクトリが表示されます。さくらサーバー側では「www」フォルダが公開フォルダとして使用されますので、この「www」フォルダ内にファイルを配置するよう注意しましょう。

ファイルをドラッグ&ドロップで簡単転送

 FileZillaを使用すれば、ローカルに保存しているファイルを簡単にアップロードできます。左側(ローカル)の画面でアップロード対象のファイルまたはフォルダを選択し、右側(リモート)の「www」フォルダにドラッグ&ドロップするだけで転送が開始されます。転送状況は、画面下部の「転送キュー」に表示されますので、途中でエラーがないか随時確認してください。FileZillaの使い方として、このドラッグ&ドロップ機能は非常に便利で使いやすい操作方法です。

転送後、サーバー上での確認方法

 ファイルのアップロードが完了したら、サーバー上で正しく配置されているかを確認します。FileZillaのリモート画面(右側)で「www」フォルダを開き、アップロードしたファイルが存在するかをチェックしてください。さらに、ブラウザを使用してアップロードしたファイルへのURLを開くことで、正しく表示されているかどうかを確認することもできます。万が一「Forbidden」や「404エラー」が表示された場合は、ファイルの配置場所や名前が正しいか再度見直してください。

5. トラブルシューティングとよくあるエラー

接続できない場合の確認事項

  FileZillaを使用してさくらサーバーに接続できない場合、以下の項目を確認しましょう。まず、FTP接続に必要な設定情報が正確に入力されているかを確認してください。ホスト名には「example.sakura.ne.jp」のように正しい初期ドメインを入力します。また、ユーザー名にはFTPアカウント名を、パスワードにはFTPパスワードを使用する必要があります。これらが間違っていると接続は成功しません。

  さらに、プロトコルが「FTP」または「SFTP」に設定されていることを確認してください。さくらサーバーでは、よりセキュアなSFTP接続を推奨しています。また、ポート番号がデフォルト(FTPは21、SFTPは22)から変更されている場合は、正しい番号を入力してください。

  それでも解決しない場合は、インターネット接続の状況やファイアウォールの設定を確認してください。特に企業のネットワークを利用している場合、セキュリティ設定がFTPまたはSFTP接続をブロックしている可能性があります。

Filezillaを利用したい | さくらのサポート情報
本マニュアルは、Windows版Filezillaの設定方法を解説しています。前提条件・設定例前提条件ソフトウェア本体に関するお問い合わせやソフトウェアの不具合に関するお問い合わせは、ソフトウェア付属の解説書やヘルプ等をご確認の上、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。不正

アップロードエラーの原因と対策

  FileZillaでファイルのアップロードに失敗する場合、いくつかの原因が考えられます。最も多い原因は、アップロード先のディレクトリの誤りです。さくらサーバーでは通常、「www」フォルダがウェブ公開用のディレクトリです。正しいフォルダにアップロードできているか確認してください。

  また、ファイル名に漢字や特殊文字が含まれている場合、エラーが発生することがあります。ファイル名を半角英数字に変更することで解決する場合があります。さらに、ファイルサイズが非常に大きい場合、サーバーのアップロード制限に引っかかることがあります。その場合はファイルを圧縮したり、分割したりする方法を検討してください。

  アップロード中にエラーが発生した場合は、FileZillaの設定で「最大同時接続数」を1にすることで安定した通信が可能になることがあります。

さくらサーバー側の設定も確認しよう

  アップロードに関連する問題が解決しない場合は、さくらサーバー側の設定を確認してみましょう。特に、FTPアカウントの状態が有効かどうかを確認することが重要です。さくらサーバーの管理画面にログインし、FTPアカウントが作成済みであること、また必要なディスク容量に空きがあるかを確認します。

  特に注意したい点として、さくらのレンタルサーバーの一部プランでは、転送可能なファイル数やデータ容量に制限があります。この設定が該当していないか管理画面から確認してください。また、サーバーログを確認することでエラーの詳細を把握し、原因を特定できる場合があります。

FileZillaのログを活用して問題解決

  FileZillaには接続やファイル転送に関する詳細なログ機能があります。このログを確認することで、問題の原因を特定しやすくなります。FileZillaを起動後、画面上部のメッセージ一覧に接続の進行状況やエラーがリアルタイムで表示されます。

  例えば、ログに「530 Login incorrect」と表示されている場合は、ユーザー名やパスワードが間違っている可能性があります。「Connection timed out」と表示される場合は、サーバーが応答していない可能性があります。この場合はインターネット接続やサーバーステータスを確認しましょう。

  また、FileZillaの「再試行」機能を利用することで、一時的な接続問題を解消できる場合があります。ログを参考に、問題を一つずつ検証しながら解決を進めてください。

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